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2018年6月29日

ヤナセ、旧車の復元幅広く クラシックカーセンター公開

ヤナセ(井出健義社長、東京都港区)は、横浜市都筑区の「ヤナセクラシックカーセンター」をこのほど報道公開した。同社が長年にわたって培ってきた技術やノウハウ、国内外の部品調達力などを活用し、クラシックカーの修理や復元(レストア)を行う。これまで同社が取り扱ってきた車両だけでなく、幅広い年代の旧車を受け付ける。4月5日のオープンからすでに100件近い問い合わせが寄せられているという。

同センターはヤナセ子会社のヤナセオートシステムズ(江花辰実社長、東京都港区)が運営する。ヤナセ横浜ニューデポー内に設置し、30年以上前に製造された「オールドタイマー」から、近年注目されている20~30年前の「ヤングタイマー」まで幅広い車種のレストアに対応する。専用のホームページから依頼を受け付ける。
22日、関係者らを招き開所式を行った。席上、井出社長はクラシックカーセンターについて「当社のスローガンである『クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている』を具現化したものだ。(旧車のレストア事業は)ニッチな取り組みかもしれないが、クラシックカーを楽しむ文化を日本でも採り入れたい」と語った。また、クラシックカーの修理技術を伝承し、後継者を育成する場として同センターを活用する方針も示した。

日刊自動車新聞6月26日掲載

開催日 2018年6月22日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

㈱ヤナセ

開催地 ヤナセクラシックカーセンター(横浜市筑紫区)
対象者 一般,自動車業界