2018年6月25日
環境省、省CO2型リサイクル等設備技術実証事業 自動車関連など7件選定
環境省は18日、「2018年度省CO2型リサイクル等設備技術実証事業」の公募結果を発表した。
10件の応募があり、車載用リチウムイオン電池のリサイクルやハイブリッドシステムのリユース、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の再資源化など7件を選定した。
同実証事業は循環型社会と低炭素社歌の実現に向けて、CO2排出削減が期待できる低炭素商品の普及拡大に向けて有効性を検証することを目的にしている。今回選定された7件は自動車関連が目立つ。
太平洋セメントは車載用などとして使用されたリチウムイオン電池のリサイクルシステムの実証を実施する。また、リコーはハイブリッド車用リチウムイオン電池のリマニュファクチャリング検証事業として、効率的、安全に回収する輸送方法や定置用蓄電システムとして制御するための実証を行う。
中部電力は電動車の駆動用電池を大規模蓄電システムとしてリユースするための技術開発、三菱UFJリサーチ&コンサルティングはCFRPを含むASR(シュレッダーダスト、自動車破砕残さ)の非燃焼処理技術や貴金属回収、再資源化を実証する。
日刊自動車新聞6月21日掲載
開催日 | 2018年6月18日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 環境省 |
対象者 | 自動車業界 |