2018年6月25日
ITSジャパン、新たに統合的移動サービス推進計画
ITSジャパン(佐々木眞一会長)は18日、都内で通常総会を開き、2018年度の事業計画や収支予算などの議案を承認した。新たに統合的移動サービス推進プロジェクトを立ち上げ、第3期中期計画(16~20年度)で定めた3テーマの活動内容を具体化する。
3テーマの重点的な取り組みでは「多様性に対応した新たな交通手段の実現」では多様な移動手段や新たな運行形態の実現を目指す。「情報利活用のための基盤づくり」では交通系データの収集や共有・利活用の仕組み・システムの試作と実証実験などを行う。「多様な地域の実情に合ったITSの社会実装」では統合的移動サービスの実現や地域社会と一体になったITSの活用などを進める。産官学連携促進や事業基盤拡充に向けた活動も継続する。
佐々木会長は「自動運転に注目が集中しがちなITSの役割を、安全で健康的に、すべての国民がどんな地域でも暮らせる日本を目指した活動の一環ととらえ、方針を策定した。一致団結し、事業運営にあたりたい」と述べた。
日刊自動車新聞6月20日掲載
開催日 | 2018年6月18日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | ITS Japan |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | ITS Japanホームページ ITS移動空間情報基盤委員会 |