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2018年6月8日

中部三菱、電動ドライブステーション活用 岐阜東店で実験ラボ

中部三菱(一宮堅次社長)は、次世代型店舗「電動ドライブステーション(DDS)」を活用して、地域イベントを強化する。その一環としてこのほど、岐阜市地球環境課と共催で「地球温暖化&エネルギー・環境実験ラボ」を今年開設した岐阜東店で開催した。

家族で環境やエネルギーについて学べる企画で、市の協力で地元小学校に開催を案内したことで、顧客ではない10組25人の参加客が集まった。今後、開設を予定するDDS店舗でも同様に開催する計画で、DDSで地域客とのつながりを強化する。

DDSは三菱自動車が推進する次世代型店舗で、外部給電機「V2H(ヴィークルトゥーホーム)」で電動車両から店舗への電力供給などができる。電動自動車の機能やメリットを伝えるだけでなく、災害時に避難所としても活用できるよう、機能性を高めた。岐阜東店は1月に開設した店舗で、全国で初めて新築で開設したDDSとなった。環境性を訴求した店舗でもあり、同社は特色を生かした地域イベントの開催を強化している。

今回のイベントは、環境イベントを開催したい市側からの打診もあり、共催が実現した。店舗近隣の市立小学校へ市が開催を案内し、参加者を募った。市職員が地球温暖化に関する基礎講座を実施した後、三菱自動車のスタッフが電気やエネルギー、電動自動車などの講習を実施。その後、風力発電によるモーターカーの駆動実験や果物を使った電池作り実験などを行った。

同社は年に複数店舗、改装や新築によりDDSを開設する計画を打ち出している。今後開設した店舗で同様に地域客向けの環境イベントの開催を計画しており、イベントの定期開催で、地域に親しまれる店舗を目指す。

日刊自動車新聞6月5日掲載

開催日 2018年5月12日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献
主催者

中部三菱自動車販売㈱

開催地 岐阜東店 電動ドライブステーション(岐阜市)
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界