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2018年5月26日

国交省公表、図柄ナンバー 地域色いっぱい

国土交通省は22日、地方版図柄ナンバープレートを公表した。富士山ナンバーは「富士山」、福井ナンバーは「恐竜」、福山ナンバーは「広島東洋カープ」など、各地域の特色に沿った図柄をあしらった。

全国41地域で今年10月から交付を開始する。
国交省は2015年6月に道路運送車両法を改正し、図柄ナンバーを制度化した。全国版と地方版があり、全国版として「東京オリンピックナンバー」「ラグビーワールドカップナンバー」(開催地域)がすでに交付されている。図柄ナンバーの対象車種は登録車(自家用、事業用)と軽自動車(二輪を除く自家用)で、イラストを際立たせるため、事業用ナンバー(緑)、軽自家用ナンバー(黄色)のベース色は縁取り部だけに採用する。黄色から白色ベースに替えられるとあって、図柄ナンバーは軽ユーザーに人気だ。

ナンバーには全国で116の地域名がついているが、うち4割弱に当たる41地域で図柄ナンバーが交付される。他地域でも図柄ナンバープレートを導入したいとの要望が多いことから、「知床」(北海道)や「弘前」(青森)など新たに17の地域名を採用することも決定した。交付開始は20年度になる予定だ。

日刊自動車新聞5月23日掲載

開催日 2018年5月22日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

国土交通省

対象者 一般,自動車業界