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2018年5月22日

トヨタ東京自大、来春「セールスエンジニア科」新設

トヨタ東京自動車大学校(松浪良樹校長、東京都八王子市)は17日、2019年4月に新学科「トヨタセールスエンジニア科」を新設すると発表した。同校の上級学科新設は5学科目。次世代自動車への技術力と、営業能力を備えた即戦力の育成を目指す。

新設する科は、電動化や運転支援など高度な技術に対応する営業スタッフの需要が高まっていることや、販売店から「即戦力となる人材が欲しい」との声があることから創設を決めた。大学卒業資格の「学士」も取得でき「大卒を採用したい」とする販売店の要望にも応えられる。

現在の自動車整備科、セールスエンジニアコースの上級学科として設定し、最先端のセールスツールの取り扱いから商品、営業知識、コミュニケーション力、プレゼンテーション能力などを集中的に学ぶ。4年間で学士、2級整備士、トヨタ業務認定などを取得できる。2年制で定員は20人。

これまで同校は、自動車や整備に興味を持つ学生を中心に入学を募っていた。学生数自体が減少するなか、今後は新学科への進学を通じ、整備士の知識を生かせる営業やフロントスタッフ、アドバイザーなどへも就職できるとして入学生を募る。就職後からセールススタッフとして自立するまでの期間が短くなったり、優秀な整備士やセールスを増やすことにもつながると期待している。
日刊自動車新聞5月18日掲載

開催日 2018年5月17日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

トヨタ東京自動車大学校

開催地 トヨタ東京自動車大学校(東京都八王子市)
対象者 大学・専門学校,自動車業界