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2018年5月21日

自販連愛媛とJAF愛媛、愛媛警察本部とサポカー普及へ協定書

日本自動車販売協会連合会愛媛県支部(岡豊支部長)と日本自動車連盟(JAF)愛媛支部(同支部長)は8日、愛媛警察本部(松下整本部長)と安全運転サポート車(サポカー)の普及促進に関する協定書を結んだ。

サポカー普及に弾みをつけ、県内交通事故で34・6%と過去最高の割合となっている高齢者による事故の抑制を図るのが狙い。四国地区の自販連支部では昨年5月の徳島県支部(藤村実支部長)に続く動きとなる。

協定の締結式は松山市内の県運転免許センターで行われた。協定の趣旨説明のあと、3者の代表者らが協定書の確認と文書調印を交わした。
席上、自販連愛媛県支部の岡支部長は「事故防止は衝突軽減ブレーキ機能などを装備したサポカーの普及が効果的であり、普及に力を入れている」と挨拶。JAF愛媛支部の横田整二副支部長は「これまでも県警と交通安全活動で連携を取っており、今回の締結で最新のサポカーを使った講習が可能となる」と述べた。続いて県警本部の森平将文交通部長が「県内免許取得者の93万人のうち、4分の1が高齢者であり、今後も比率の上昇が見込まれる」と述べた。

このあと、3者協定による第1回のサポカー講習会が20人を対象に開かれ、座学による教習のあと、試験コースで実車を使用した体験講習を行った。今回の協定により、県運転免許センターを活用した体験講習会の開催が一段と円滑化するほか、県内各地区ごとに県警の協力で同様な講習会を活発に開く計画だ。

日刊自動車新聞5月17日掲載

開催日 2018年5月8日
カテゴリー 交通安全,社会貢献
主催者

愛媛県警察本部、日本自動車販売協会連合会愛媛県支部、日本自動車連盟(JAF)愛媛支部

開催地 愛媛県運転免許センター(松山市)
対象者 一般,自動車業界