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2018年5月15日

ネッツ東名古屋、全店でモータースポーツ入門競技運営 顧客に車の楽しさ訴求

ネッツトヨタ東名古屋(山口峰伺社長)はモータースポーツの普及に貢献する活動の一環として、すべての新車店舗にモータースポーツ入門競技「オートテスト」の開催・運営能力を持たせる。同競技はヘルメットや手袋が不要で誰もが気軽に出場でき、競技中の瞬間最大速度は時速50キロメートル以下で、コースは店舗敷地内や店舗近隣のスーパーマーケットの駐車場などに設けることが可能。同社は店舗がさまざまなユーザーに車の楽しさを訴求しやすい競技と判断した。このため、店舗スタッフが同競技を体験する機会を設け、全店舗での同競技の開催実現に向けた準備を進める。

同社は3月に新車21店舗とGRガレージの店長計22人を新車店舗・東郷春木台店(愛知県愛知郡東郷町)駐車場に集め、社員研修の一つと位置付けた同競技を初開催した。当日は山口社長と山口茂樹会長も参加し、試乗車のトヨタ「ヴィッツ」を用いて旋回やスラローム、車庫入れなどが設けられたコースで、店長たちが走行タイムを競った。また、上位3人に賞品を用意し、記念すべき1回目の優勝の栄冠は島田橋店(名古屋市天白区)の山口将史店長が手にした。
店長たちは同競技を実際に体験することで、競技の参加しやすさや安全性、楽しさ、運営のしやすさなどを確認した。この体験内容を店長が店舗でスタッフたちに伝えるとともに18年度から店舗スタッフ参加の同競技も新たに行う計画。各店舗の競技体験者を増やすことでユーザー参加の同競技イベントを各店舗が開催する環境を整える。
同社は同競技を通じて「まずは社員。その次はお客様に車を操る楽しさを知っていただく」(山口会長)ようにし「各店舗がモータースポーツの普及やお客様の運転技術向上などのお役に立つようにしていく」(山口社長)ことを目指していく。
日刊自動車新聞5月11日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

ネッツトヨタ東名古屋㈱

開催地 名古屋市
対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界