「高橋尚子さんが１日交通部長としてサポカー体験を呼びかけ」―岐阜県警察は４月２０日、岐阜市の大型商業施設カラフルタウン岐阜で県内の高齢者を対象に安全運転サポート車（サポカー）の体験会を行った。
高齢者やその家族５４人が参加し、衝突被害軽減ブレーキ搭載車などに同乗体験した。岐阜県出身でシドニー五輪・マラソン金メダリストの高橋尚子さんも県警一日交通部長として参加し、サポカーをＰＲした。

同施設に入居するトヨタ系販社４社とダイハツ販社が車両提供や講師派遣で協力した。日本自動車連盟（ＪＡＦ）岐阜支部（甲谷弘支部長）も時速約５キロメートル時の衝突被害を体験できるシートベルトコンビンサーを用意し、シートベルト着用の重要性を訴えた。
自身もサポカーに乗っているという高橋さんは「高齢者だけでなく全ての運転者の安全運転を支援してくれる。サポカーを知ってもらうことで交通安全に気をつけてもらいたい」と参加者らに交通安全を呼びかけた。
日刊自動車新聞5月10日掲載