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2018年5月14日

4月新車市場、スーパーハイトが上位占める 登録は新型効果一巡

4月の車名別新車販売では、上位4車種を軽自動車が占めた。1位のホンダ「N―BOX(エヌボックス)」を始め、各社のスーパーハイト系が上位にランクインした。登録車市場は新型車効果が一巡し「販売は横ばいの傾向になってきている」(メーカー広報)。初夏以降は登録車の新型車投入が控えており、需要の押し上げに期待がかかる。

総合トップ10の内訳は、登録車が4車種、軽が6車種だった。トップ3を軽が占めるのは、7カ月ぶり。1位のエヌボックスは2万台近くを販売し、8カ月連続でトップを確保した。また、2位のスズキ「スペーシア」や4位のダイハツ「タント」など、居住スペースが広いスーパーハイト系が台数を積み上げた。

登録車市場は、トヨタ「アクア」が2017年10月以来の1位だった。前月に登録車トップだった日産「ノート」は3位に後退し、15位だったトヨタ「ルーミー」が4位に順位を上げた。3月に電動パワートレーンを追加した日産「セレナ」(登録車7位)を筆頭に、トヨタ「ヴォクシー」(登録車9位)や「ノア」(登録車13位)などのミニバンも前年同期より販売が伸びており、根強い人気を見せた。

軽は、スズキ「ワゴンR」が前月の総合10位から6位にランクアップ。一方で前月総合5位だった日産「デイズ」は10位まで後退した。

日刊自動車新聞5月9日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車販売協会連合会(自販連)

対象者 自動車業界