2018年5月13日
栃木ダイハツ、整備士養成校2校に「ブーン」寄贈
栃木ダイハツ(田中英穂社長)はこのほど、ダイハツ工業とともに宇都宮市の栃木県立県央産業技術専門校と小山市の国際テクニカルデザイン・自動車専門学校に教材車として先進予防安全技術「スマートアシストII」を塔載した「ブーン」の新車1台ずつを寄贈した。
県央産業技術専門校では栃木ダイハツや同校の関係者、約40人の訓練生らが出席して同校で寄贈式を実施。また、国際テクニカルデザイン・自動車専門学校でも、自動車整備学科の約50人の学生の代表者にゴールデンキーが手渡されるセレモニーなどを行った。
栃木ダイハツは、ダイハツと連携して整備士養成学校に対して教材車などを寄贈したり、先進技術の出張授業を実施するなどの取り組みを行っている。整備士を育成する専門校との関係強化や学生がダイハツの先進的技術へ理解を深め興味を持ってもらうことで志望動機の醸成を図るとともに、将来の自動車業界を担うエンジニアの育成に貢献したいとしている。
県央産業技術専門学校での寄贈式に出席した栃木ダイハツの福富満常務は「ダイハツではスマートアシストという先進の予防安全技術を導入しており、こうした最新技術を学ぶことが実際の現場で役立つと考える。教材車をすみずみまで使い尽くしてほしい」と述べた。式典では福富常務から同校の金田繁夫校長に目録とゴールデンキーが贈られ、金田校長からは栃木県の感謝状が手渡された。
また、自動車整備科の訓練生を代表して2年生の矢野優太さんが「整備士の仕事は安全で快適なクルマ社会の実現を目指し、正確で確実に車を整備すること。このためには凄まじい速度で変化している車のメカニズムや制御装置の最新技術を勉強することが大切で、今回のような実習教材をいただけることは大変うれしい」とあいさつした。
一方、国際テクニカルデザイン・自動車専門学校でも、自動車整備学科の教員や学生が参加し、同校の正面玄関前で学生代表にゴールデンキーが手渡されるなどのセレモニーを行った。
日刊自動車新聞5月9日掲載
カテゴリー | 社会貢献 |
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主催者 | 栃木ダイハツ販売㈱、ダイハツ工業㈱ |
開催地 | 栃木県立県央産業技術専門校(宇都宮市)、国際テクニカルデザイン・自動車専門学校(小山市) |
対象者 | 大学・専門学校,自動車業界 |