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2018年5月5日

長野で初のTGRラリー、地元販売店も参戦

「トヨタガズーレーシング(TGR)ラリーチャレンジin八ヶ岳茅野」(茅野商工会議所主催)がこのほど、茅野市運動公園をメイン会場に開催された。県内外から90台が出走、公園内はTGRパークなど多彩な催しでにぎわい、初開催に約2万3千人(主催者発表)が熱狂した。

県内トヨタ販売店も、長野トヨタを筆頭とするUグループがチーム「Uグループ・ペトロナスVitz=咲川めり/遠山裕美子組」、トヨタカローラ南信とネッツトヨタ信州を傘下とするNTPグループがチーム「NAVUL・信州チームアクア=田中和幸/中村匠組」などで参戦した。

TGRラリーチャレンジは「ラリーを体験する機会を増やし車ファンの拡大に貢献したい」「地域と一体になってその土地のお祭りとしてラリーを定着させていきたい」とし、開催地に根付くよう地元オーガナイザーの運営、地元自治体サポート、地元観戦・参戦を目的に開催している。
このため家族や友人らと安全かつ手軽に参戦できる日曜日の1デイラリーとして国内Bライセンスがあればハイブリッド車(HV)やAT車でも参加できるのが魅力。「見て、応援して、体験して、みんなが楽しめる車の祭典」として2018年シリーズから茅野市が開催地に加わった。
一方、TGRパークは「子どもから大人まで車を楽しめること」とし、長野県トヨタ販売店グループ(長野トヨタ、長野トヨペット、トヨタカローラ長野、トヨタカローラ南信、ネッツトヨタ長野、ネッツトヨタ信州、トヨタ部品長野共販)の主催でモータースポーツの魅力を訴求した。
同商工会議所は、従来の納涼花火大会に替わる地域活性化事業として今大会の開催を検討・企画してきたとし、大会に先立ち日本自動車連盟(JAF)長野支部が協力し国内Bライセンス講習会を実施、同市で約100人がモータースポーツの基礎知識を身に付けライセンスを取得した。
開会式で大会会長の宮坂孝雄同商工会議所会頭は「ぜひ楽しんでほしい」。大会顧問の柳平千代一茅野市長は「皆さんとフィーバーしたい」と応援した。また、前日はトヨタ自動車が創建した蓼科山聖光寺で安全祈願の選手参拝があり、モリゾウ選手こと同社の豊田章男社長も参加した。
結果はゼッケン174=Uグループ・ペトロナスVitzがC―2チャレンジ(ヴィッツ1500cc)クラス8位、同176=NAVUL・信州チームアクアがC―1チャレンジ(アクア)クラス4位。モリゾウ選手はE―2エキスパート(トヨタ86)クラス2位をそれぞれ獲得した。

日刊自動車新聞5月2日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

茅野商工会議所

開催地 茅野市運動公園(長野県茅野市)
対象者 一般,自動車業界