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2018年5月4日

ネッツ岩手・岩手ダイハツ、合同で初の安全運転講習  最新サポカー試乗で体感 高齢ドライバー事故防止へ

ネッツトヨタ岩手(元持儀之社長)と岩手ダイハツ(中田利光社長)は23日、合同で「クルマの安全安心運転教室」を滝沢市のビッグルーフ滝沢で初開催した。最新の安全運転サポート機能を搭載したトヨタ車とダイハツ車の試乗を通じて、安全運転への知識とサポカーへの理解を深めてもらうことが目的。トヨタとダイハツのディーラーが合同で交通安全教室を開催するのは稀なケースだが、高齢ドライバーの事故防止が社会的な課題となっていることから、他の地域にも波及しそうだ。

今回の教室には滝沢市在住の高齢者を中心に30人が参加した。両社が滝沢市内の顧客に今回の教室開催を案内するとともに、顧客以外にも新聞の折り込みチラシで告知し、参加者を募った。
当日の開会式では元持社長が「車の技術が進化していく中、体感する機会がないということで、今回のイベントを開催させていただきました。新しい技術を体感してもらい、周りの人に伝えてもらうことで、交通事故の事故件数を限りなくゼロにしていきたい」と挨拶した。

教室では座学と実技を参加者が2組に分かれて受講した。座学では日本自動車連盟(JAF)岩手支部のインストラクターが約30分の安全運転講習を行った。
実技では参加者が最新の安全運転サポート機能を搭載したトヨタ車とダイハツ車を体感した。インテリジェントクリアランスソナー(ICS)を搭載したトヨタ車3台を使って「踏み間違い防止機能」を体感。また「スマートアシストⅢ」を搭載したダイハツ車3台を使って「衝突回避支援ブレーキ」を体感した。

参加者は「すごい」や「ギリギリで停まっていますね」などの感想を述べていた。
中田社長は「このような教室を開催する動きが広がってくれれば、より事故防止につながるのではないか」と話していた。

日刊自動車新聞5月1日掲載

開催日 2018年4月23日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全
主催者

ネッツトヨタ岩手㈱、岩手ダイハツ販売㈱

対象者 一般,自動車業界