2018年5月1日
GfKジャパン調査、17年8月~18年2月の冬タイヤの販売本数売り上げとも大幅増
市場調査会社のGfKジャパン(東京都中野区)は、2017年8月から18年2月までの冬タイヤ販売動向をまとめた。
販売本数は前年同期比で11%増え、平均価格は同6%上昇、販売総額は同17%増えた。販売本数は、すべての月で前年を上回ったが、特に8月は前年の3・8倍と大きく伸びた。各社が冬タイヤの出荷価格を相次ぎ引き上げる前の需要が伸びたためだ。販売がピークだった11~12月も、寒波や降雪などにより、本数ベースで前年同月比4%増、同15%増と好調だった。
サイズ別販売構成比で最多は155/65R14で前年から2ポイント上昇し、16%を占めた。次いで195/65R15(12%)、155/65R13(9%)などとなった。高価格帯の比率が拡大している。全体的に価格が上昇した一方で、低価格志向も根強いことがうかがえたという。
日刊自動車新聞4月27日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | GfKジャパン |
対象者 | 自動車業界 |