2018年5月1日
トヨタ自動車など3社、防災情報システム来年度から実験
トヨタ自動車、KDDI、応用地質は24日、防災情報システムの2019年度の実用化に向けて、実証実験を始めると発表した。
国や自治体の利用を想定したシステムで、災害時に通行可能な道路網の把握や、避難対応などに役立てる。5月8日から福岡市で開催されるアジア太平洋地域ITSフォーラム2018で事業構想を説明する。
応用地質の災害モニタリングデータや、トヨタのコネクテッドカーから得られるプローブ情報、KDDIの携帯電話位置情報データなどを活用して防災情報を生成する。応用地質は国や自治体への防災・減災コンサルティングで実績を持つ。
3社のビッグデータと分析技術を組み合わせて、18年中に実証実験を開始。19年度に実用化を目指す。同システムへの参画企業を募り、民間企業向けサービスも検討する。
日刊自動車新聞4月25日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
---|---|
主催者 | トヨタ自動車、KDDI、応用地質 |
開催地 | 福岡市 |
対象者 | 自動車業界 |