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2018年4月26日

近運局、17年度6府県67高校を訪問 整備業の魅力訴求

近畿運輸局は、2017年度に管内の運輸支局長らが高校を訪問した結果を明らかにした。6府県で計67校を訪問しており、自動車整備士不足解消に向けて、整備士の仕事の重要性をアピールした。18年度も各高校へのPR活動を積極的に展開する。

18日に合同庁舎(大阪市中央区)で開いた「平成30年度の高校訪問の実施に関する整備士養成校連絡会との打ち合わせ会議」で報告した。県別で見ると、滋賀運輸支局の訪問回数が15校で最多だった。続いて京都運輸支局が13校、奈良運輸支局が12校だった。大阪運輸支局と神戸運輸監理部兵庫陸運部はいずれも10校で和歌山運輸支局は7校だった。

会議では、18年度の高校訪問についても話し合った。同連絡会が製作した高等学校訪問先候補リストの提示があり、内容を確認した。今後、同リストを各地域に展開。支局や陸運部も参加する各府県の自動車整備人材確保・育成地方連絡会がリストを基に、18年度の訪問先を決定する。
17年度に各府県で開催された整備士職業フェアや近運局主催の自動車整備人材確保セミナーも紹介した。自動車技術安全部の多田善隆部長は「整備業界の魅力をPRしていくためにも力を貸してほしい」と挨拶した。

日刊自動車新聞4月24日掲載

開催日 2018年4月18日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
開催地 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県
対象者 自動車業界