神奈川トヨタ自動車は(市川英治社長)は6日、相武台店で1959年発売されたボンネットトラック「トヨペットスタウト」を無償で寄贈した森川保さんに感謝状を贈呈するとともに、レストア完了車をお披露目した。

同車両は昨年、オーナーの他界を機にご子息が寄贈したもので、同社と神奈川トヨタ整備の共同プロジェクト第2弾としてレストアに取り組んでいた。

市川社長は「オーナーは59年前に購入され、野菜を積んで運んでいた。その役割を一旦終え新たな役割を担うことになる。トラックの原型を保っており、多くの方に見てもらいたい」と感謝の意を述べた。寄贈した森川さんは「父はよく手入れをして、大切に乗っていた。このままスクラップになるよりは、何かに貢献できないかと思い寄贈した」と思いを語った。

今後は車検を経て、各店舗で展示していく予定。

交通毎日新聞4月19日掲載