トヨタ自動車九州（金子達也社長）は１５日、宮若市の宮田工場敷地内で「スプリングフェスタ２０１８」を開催した。

子どもから大人まで楽しんでもらおうと、トヨタ車の試乗体験やレーシングカーの撮影コーナー、モノづくり体験コーナーなどさまざまな企画を実施した。当日は７６００人の来場があり、多くの家族連れで賑わった。

県内のトヨタ系ディーラーや日本自動車連盟（ＪＡＦ）福岡支部などの協力で開催。地域の人たちに日ごろの感謝を伝えるイベントとして行っており、今年で２１回目となる。今回は、同フェスタでの初企画として踏み間違い防止装置「ＩＣＳ」を備えた「プリウス」でのサポトヨの体感試乗会のほか、レーシングコスチュームでＧＴカーとの撮影会や、コックピット乗車体験などができるレーシングカー撮影コーナーを設けた。

屋外エリアでは、県内のトヨタ系ディーラー７社が共同で、「プリウスＰＨＶ」「ヴェルファイア」「ミライ」などの試乗会やレクサス車でのテストコース同乗体験が行われた。このほか、「はたらくクルマコーナー」では、ＪＡＦ子ども運転免許証の発行や、パトカー、消防車、自衛隊車両などが展示され、子どもたちの乗車体験や記念撮影を楽しむ姿が多く見られた。さらに、屋内エリアでは、モノづくりコーナーとして、部品の組み付け体験やふうせん自動車などの工作体験を行ったほか、オリジナルリップグロス作りなども実施した。
ステージイベントでは、福岡出身のお笑い芸人やアーティストによるライブなどが行われ、会場を盛り上げた。

今年の来場者は、去年の６１００人を超える７６００人と多くの来場者が参加し、盛況のうちに幕を閉じた。

日刊自動車新聞4月19日掲載