埼玉トヨペット（平沼一幸社長）は１２日、大宮駅に新入社員全員を集め、同社のイメージカラーであるグリーンのエプロンを着けて清掃活動を行った。

清掃活動は同社の毎年恒例の行事となっており、新入社員の新人研修の一環として実施されたもので、今年度入社の７３人（うち女子社員１５人）全員が参加して駅周辺や繁華街のごみを拾った。地元での奉仕活動を通じて、ＣＳＲ（企業の社会的責任）の考え方を学び、地域共生を重視するディーラー社員としての意識付けを促すのが目的。

当日は、担当者の指示を受けた後、大宮駅東口と西口の二手に分かれて、道路や歩道にたまったタバコの吸い殻や、空き缶、ペットボトルなどを拾い集めた。作業を終えた新入社員は「目に見えないところにゴミがこんなにあって驚いた」「初めてこうした活動を行ったが気持ち良い」「ゴミをポイ捨てする人は許せない」などの意見を寄せていた。今後は、それぞれの配属先でも、こうした社会貢献活動を行うステップとする。

日刊自動車新聞4月19日掲載