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2018年4月17日

中部運輸局、整備人材の確保・育成へ 18日に初会合、管内5県の活動把握

国土交通省中部運輸局(石澤龍彦局長)は管内5県(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、福井県)の自動車整備人材確保・育成連絡会に所属するメンバーを集めた会合を、18日に初開催する。自動車整備業界の人材不足解消に向けた各県連絡会の活動内容を整理し、情報を共有化するとともに、管内における今後の課題を洗い出す狙い。また、自動車整備士の仕事に関心を持つ若者を増やすため、女性や中学生など整備士の仕事の魅力を伝える対象の拡大などの意見も求める模様だ。

会合に出席するメンバーは管内5県の自動車整備士養成校、自動車整備振興会、運輸支局の関係者。同運輸局では昨年11月に石澤局長を本部長とする局横断的な検討組織「中部運輸局人材確保・育成対策推進本部」を発足し、人材不足に対する管内の運輸業界の取り組みの情報収集・共有化に力を入れている。今回の会合は同推進本部における事業分野ごとのワーキンググループとして、整備業界に対するヒアリングなどを行う。

各県の連絡会はこれまで、運輸支局長を始めとする幹部が高校訪問を5~6月に行い高校の校長や教師などに自動車整備業界の将来性や整備士の仕事の魅力を伝えてきた。また、独自に企画したイベントの開催や工業高校への教材寄贈など、各県ごとに様々な活動を行っている。

今回の会合では、連絡会の活動について、5県が共通して行っている高校訪問の効果を高めるための意見を集めるほか、各県独自の活動の情報を共有化する。会合で得た意見をもとに、同運輸局として新たな取り組みを検討する。

日刊自動車新聞4月17日掲載

開催日 2018年4月18日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

国土交通省中部運輸局

開催地 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、福井県
対象者 大学・専門学校,自動車業界