2018年4月12日
長野県自動車販売店協会 若者を対象にした「ユーザーの意見を聞く懇談会」を開催
長野県自動車販売店協会(宇都宮進一理事長:長野トヨタ自動車社長)は昨年11月4日、長野市内のホテルで「第25回ユーザーの意見を聞く懇談会」を開催。県内大学・自動車専門校の男・女学生を招き、「若者の車離れ」等をテーマに、協会関係者らとフリートーキングで意見交換し、結果を2月6日に同協会ホームページで公開している。
「若者の車離れ」については、「駐車場代など、金銭的な負担が大きいのが要因」とする一方、男子学生から「車は一度持ってしまえば、終電など気にしないで済むため、絶対に手放さない」との意見が出された。
次に、「レンタカーもあるが、『1週間無料キャンペーン』があると手を伸ばし易い」との意見が出されたほか、女子学生からは、「車内で音楽をよく聞いており、スマホとのリンクの精度をもっと向上させてほしい」とリクエストが出され、男子学生からは「自動運転車など巨大ショッピングモールなど若者が集まる場所で試乗できれば、乗ってみたいと思う」との提案があった。
また、「こんな車があれば」というテーマでは、女子学生からは「安全な車間距離より近づかない車」が提案されたほか、男子学生からは、「飲酒後でも自分は運転操作をを一切することなく自動運転で帰宅することできる車が欲しい」との画期的な意見が出された。
最後に同協会の宇都宮理事長から、維持費のかからない「未来の車の持ち方」として、車にスマホをかざし、送信されてきたパスワードでエンジンがかかるメンバー制の『カーシェアリング』が提案された。また、同協会の仁科副理事長から、車の購入費と車検等の維持費を卒業してから返納する「車の奨学金制度」が提案され、学生からは、「是非活用したい」との回答があった。※詳細は同協会ホームページを参照ください
自動車販売店協会連合会「自動車販売」4月号掲載
開催日 | 2018年2月6日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 長野県自動車販売店協会 |
対象者 | 大学・専門学校,自動車業界 |
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