2018年4月11日
全ト協、コンテナのヒアリ侵入防止を要請
全日本トラック協会は3日、環境省自然環境局長から国土交通省総合政策局長宛に「コンテナへのヒアリ侵入防止等に係る事業者への協力依頼について」通達が出されたと発表した。
通達では、春先からヒアリの活動が活発化すると考えられ、中国、台湾などのヒアリ生息地を出港するコンテナ内にヒアリが侵入する危険性を低減するなどの対策が示されている。
特に国際海上コンテナ輸送を行う事業者は、可能な限り対策をとるよう協力要請した。具体的には、長袖や厚手のゴム手袋を着用しコンテナを詰め込み前に、木槌で四隅を軽くたたく、床板を踏み鳴らすなどして確認すること。開封、積荷搬出時のコンテナと積荷確認、空のコンテナ受け取り時には、ヒアリが繁殖しやすい腐食した床材の有無や清掃状態、メンテナンスの状態を確認することなどを求めている。
日刊自動車新聞4月10日掲載
開催日 | 2018年4月3日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 全日本トラック協会 |
対象者 | 自動車業界 |