2018年3月29日
豊田自動織機、ものづくり基本技術競う 女性や海外拠点からも参加
ものづくりの原点に立ち返って―。豊田自動織機はこのほど、愛知県大府市内で「第11回社内技能競技会」を開いた。各事業や国内外の関係会社などから79人の選手が出場し、組立や保全、検査など、ものづくりの基本技術の腕を競った。競技の結果、「自動車事業部」が総合優勝した。当日は社員や家族など約1300人が集まった。
同社は、人材育成の一環として2007年度から同競技会を開催している。社内6事業部や国内外の協力会社が参加する予選会を勝ち抜いた選手が出場する。競技はコンプレッサーの組付けの速さを競う組立や、フォークリフトの運転技術を争う物流、部品の寸法を正確に測定する検査など全6職種。
今回は女性選手や海外拠点の選手が初めて検査職種に挑戦するなど、多様性が進み、レベルも上がっているという。
競技に出場したトヨタL&Fカンパニー製造部物流課所属の宮﨑恭平選手(25)は「初出場でとても緊張した。2月から練習してきたが、本番で乗れなかった。来年は金メダルを獲りたい」と話した。
日刊自動車新聞3月28日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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主催者 | 豊田自動織機 |
開催地 | 愛知県大府市 |
対象者 | 自動車業界 |