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2026年9月28日

国交省、自動運転車での道路管理を実証 チューリングの車両使いレベル2++相当で

国土交通省は、自動運転システムを手掛けるスタートアップのチューリング(山本一成代表取締役、東京都大田区)と、自動運転車を道路管理業務に活用した場合の効果を検証すると発表した。将来的な自動運転レベル4(条件付き完全自動運転)による無人の自動運転車での道路管理を見据え、レベル2++(プラスプラス)相当で、自動運転車での道路管理を検証する。

チューリングが開発した自動運転車両

国交省では、道路維持管理の高度化や効率化を図るため、無人の自動運転車を使った道路管理業務の実現を目指している。このため、自動運転車や自動運転システムの実用化に向けて実証を行うとともに、自動運転の開発を後押しするため、道路巡回などで走行した映像データを、自動運転システム開発会社と共有する枠組みについても検討していく。

今回の実証では、チューリングが開発した自動運転車を活用し、自動点検技術を道路管理に活用した場合の効果の検証や、自動運転車両導入に向けた車両調達要件を検討する。

また、将来を見据え、管理路線での自動運転レベル4の実装についても検討するほか、走行データの活用や連携方法についても検討を進める。

国交省では、自動運転車とAI(人工知能)カメラ、センサーなどを活用する自動化技術を組み合わせ、道路パトロールや、除雪・凍結防止剤散布、清掃・散水、規制作業などに活用していく方針。これにより、道路パトロールの頻度や作業の向上、作業員の安全性向上、省人化・無人化、長時間作業などにつなげる。

道路管理の自動運転や自動化技術の活用は、まず直轄国道でのパトロールから始める予定としている。

日刊自動車新聞9月28日