INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2026年9月17日

2026年8月の中東向け自動車輸出は27.3%減 不透明要素多く回復ペースは鈍化

中東では日本車の需要が大きい

 

財務省が9月16日に発表した貿易統計(速報)によると、2026年8月の中東向け自動車輸出台数(新車と中古車の合計)は、前年同月比27.3%減の3万9839台だった。ホルムズ海峡が実質的に封鎖されていた4月(同93.5%減)をピークに、下げ幅は縮小傾向にある。8月もその傾向が続いたものの、米国とイランの対立がいまだ続くなど不確定要素が多く回復のペースは緩くなっている。海上輸送の正常化には、時間を要しそうだ。

6月(同44.7%減)、7月(同31.6%減)に続き、マイナス幅は縮小した。ただ、現地の港湾は混乱しており、取り引きが困難な状況にあるようだ。また、中国から輸出が拡大していることで、船舶不足が発生している。ある輸出事業者は「中東向け航路が安定しても、そちらに振り向ける船舶の確保が難しいかもしれない」と話す。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞9月17日掲載