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自動車産業インフォメーション

2018年3月17日

山梨自販、サポカー普及へ相互協力 高齢者の交通事故防止 県警と協定へ

山梨県自動車販売店協会(佐々木宏明会長)は、安全運転サポート車(サポカー)の普及啓発に関し山梨県警察本部と協定を結ぶ。サポカー普及啓発を通じ高齢運転者の交通事故防止を図るのが目的で、サポカー普及啓発の情報共有や交通安全教育の車両手配など相互協力する。

県内2017年の交通事故は、発生件数および負傷者は2年連続して減少したものの、死者数は2年連続で増加。特に高齢者が関係する事故は高水準で推移すると見られ、高齢者の運転免許保有率が全国2位であることからも、高齢運転者対策が喫緊の課題となっていることが背景にある。

高齢者の中には公共交通の未発達を理由に運転継続しなければならない状況もあり、高齢者の運転免許証の自主返納促進と並行し、高齢者の交通安全教育およびサポカーの普及が必要不可欠な交通情勢とされる中、17年度末もしくは18年度春の全国交通安全運動期間中の協定締結を目指す。
締結後は、警察が実施する交通安全講習会で協会手配のサポカー体験試乗を実施するとともに、協会によるサポカー普及啓発で警察が交通安全教育を実施、サポカーの特性体験を交えた交通安全教育の普及を図る方針。同協会は県警本部交通部交通企画課を連絡窓口に協議を重ねている。

日刊自動車新聞3月15日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献
主催者

山梨県自動車販売店協会

対象者 一般,自動車業界