経済産業省は「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」（通称＝Ｒｅスキル講座）の認定式をこのほど省内で開いた。

高度な専門性を社会人に身に付けさせるための専門的・実践的な教育訓練講座を国が認定し、不足がちなＩＴ・データ人材を育成する。初回の認定分として１６事業者の２３講座が選ばれた。

自動車関連では、ひろしま産業振興機構がマツダや広島大学などと連携し、モデルベース開発（ＭＢＤ）プロセス研修を開設。ＭＢＤの意義を理解させ、機械や電機・制御の全要素が含まれたメカトロシステムの「ＭＢＤ　Ｖ字開発プロセス」を実践的に学ばせる。部品からシステムまで俯瞰（ふかん）した視点を身に付けてもらうほか、経験を知識化し、業務改善などに応用できるエンジニアを育てる考えだ。

日刊自動車新聞3月15日掲載