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2026年8月20日

日整連、AI研究に着手 整備情報の学習でファイネスの機能向上 故障診断への活用も視野

ファイネスは整備の現場で整備情報を提供する

 

日本自動車整備振興会連合会(日整連、喜谷辰夫会長)は、整備情報提供システム「FAINES(ファイネス)」に人工知能(AI)を活用するための研究に着手した。同システムは自動車メーカーのサービスマニュアルなど膨大な整備情報が閲覧できる一方、情報の検索性が課題となっていた。AIを活用することで検索性を高めるほか、故障診断や必要な整備内容をAIに判断させることも視野に入れる。

ファイネスは1998年4月に運用を開始した。当初からリコールや技術情報などを掲載し、2009年9月までは外国製自動車補修部品の情報も掲載していた。

同システムに掲載されている情報については、同じものを指していてもメーカーごとに用語が異なったり、ログインしても「どこを見ればよいのか分からない」といった利用者の声があった。

日整連はこれらの課題解決にAIを活用する。具体的には、ファイネスに掲載するデータを学習させ、共通する項目をひも付けるなどして検索性の向上を図る。

研究を通して実用化が見込めると判断した場合、ファイネスの改定で関連の機能を追加する。

島雅之専務理事はAIの活用について、「一朝一夕にはできないテーマ」としながらも、自動車整備以外の分野の活用事例を含めて研究を進めるとしている。研究は今後1、2年かけて行い、活用が決まれば、改定のタイミングで関連する機能を追加する。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞8月20日掲載