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2026年7月31日

乗用車メーカー8社の2026年1~6月実績、世界生産が2年連続プラス 中国減少もインドや国内が伸長


国内生産は堅調に推移するが今後は熊本地震の影響が懸念される

国内乗用車メーカー8社の2026年1~6月の世界生産台数合計は、前年同期比0.8%増の1203万8094台となり、2年連続で増加した。競争環境が激化する中国を主戦場とするトヨタ自動車やホンダ、日産自動車が前年割れとなった一方、インドを主力とするスズキは2桁増、国内が好調なダイハツ工業や三菱自動車などがプラスと、明暗が分かれた。足元では、2026年熊本地震の影響で国内工場の一部で稼働停止となり、下期の生産影響が懸念される。

海外生産の合計は同0.3%減の795万8560台と減少した。北米ではハイブリッド車(HV)が好調なトヨタやホンダが台数を伸ばしたが、中国の減少が響いた。スズキは、物品・サービス税(GST)引き下げで需要が増加するインドで新たな生産ラインを稼働するなど台数を伸ばし、海外生産が過去最高を記録した。

国内生産は同2.9%増の407万9534台となり、2年連続で増加した。トヨタやスズキなど6社がプラスとなり、ホンダとダイハツ、マツダは2桁増となった。

世界販売の8社合計は、同2.3%減の1192万1231台となり、4年ぶりにマイナスに転じた。海外販売が同3.2%減となり、スズキを除く7社が前年実績を下回った。国内販売は2年連続で増加した。

6月の8社合計実績は、世界生産が前年同月比2.3%増の204万2565台となり、2カ月ぶりに増加した。海外生産は前年並みだったが、国内生産が同6.8%増と2カ月ぶりのプラスとなった。国内では7月28日に発生した熊本地震の影響で一部サプライチェーン(供給網)が寸断し、トヨタや日産が九州地区の工場で稼働を停止しており、下期の生産実績に影を落としそうだ。

世界販売は同1.5%増の202万2567台となり5カ月ぶりにプラスに転じた。海外販売が減少したものの、国内販売が同8.7%増と伸長し8社中6社がプラスとなった。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞7月31日掲載