2026年7月23日
2026年6月の中東向け自動車輸出、前年比4割減 下げ幅縮小も情勢悪化で先行き不透明感強まる
財務省が7月22日に発表した貿易統計(速報)によると、2026年6月の中東向け自動車輸出台数(新車と中古車の合計)は、前年同月比44.7%減の4万678台だった。マイナスが続くものの、4月の9割減、5月の8割減から減少幅が小さくなった。戦闘状態にあった米国とイランが6月中旬に和平交渉を開始。ホルムズ海峡の開放で、自動車運搬船の航行が再開したことが要因とみられる。ただ、これまでに両国は戦闘を再開。海上輸送も再び混乱しており、回復への道筋を見いだしにくくなっている。
一部の船舶は航行を再開しているものの、ホルムズ海峡周辺の情勢は緊迫したままだ。通行した船舶が攻撃される事案も発生している。ある中古車の輸出事業者は、「7月に入ってから、先行きの不透明さがむしろ強まっている」と警戒感をあらわにする。
また、26年上期(1~6月)の中東向け輸出台数は、前年同期比45.8%減の21万9181台。直近20年ではリーマンショックの影響で台数が落ち込んだ09年(21万4678台)に次ぐ低水準だった。
| 対象者 | 自動車業界 |
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日刊自動車新聞7月23日掲載












