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2026年6月25日

「危険運転」法案6月25日成立、今夏にも施行 速度・飲酒で数値基準

衆院法務委員会は6月24日、危険運転致死傷罪の適用要件を見直す自動車運転処罰法などの改正案(参院先議)を全会一致で可決した。超過速度や飲酒量に関する数値基準を導入する。25日の衆院本会議で可決、成立し、今夏にも施行される。

現行法の規定では曖昧な表現にとどまるため、適用の判断にばらつきがあった。改正案は最高速度60キロメートル以下の一般道で「時速50キロ超過」、高速道路などでは「同60キロ超過」を基準とした。飲酒は呼気1リットル当たり0.5ミリグラム以上などが対象となる。

これらの基準を下回る場合でも「重大な交通の危険を回避することが著しく困難な高速度」などで死傷事故を起こした場合には同罪を適用できる。意図的なドリフト走行も処罰対象に加えた。

衆院法務委は付帯決議を採択。(1)新たな数値基準について必要に応じて適正化を図る(2)運転中にスマートフォンや携帯電話を使う悪質な「ながら運転」について危険運転致死傷罪の適用対象に加える―ことなどを検討するよう求めた。

改正案は4月17日の参院本会議で全会一致により可決され、衆院に送られた。

 

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月25日掲載