2026年5月26日
日本自動車会議所が定時総会 豊田章男会長「現場にスポットライト当てる」
日本自動車会議所(豊田章男会長)は5月25日、トヨタアリーナ東京(東京都江東区)で定時総会を開催し、2026年度の役員体制や事業計画を承認した。豊田会長は懇親会の冒頭あいさつで「私は自動車に関わるあらゆる現場にスポットライトを当てていきたい」と述べ、すそ野が広い自動車産業の現場で起きている課題に光を当て、解決に向けた取り組みを進めて行く考えを示した。
新役員体制を発表した
役員改選では、日本自動車工業会の佐藤恒治会長、日本自動車販売協会連合会の髙田靖久会長、全日本トラック協会の寺岡洋一会長、日本自動車部品工業会の齋藤克巳会長が新たに副会長に就いた。また、畠山太作常務理事の後任として細野和美参事が就いた。
26年度の新たな事業として「マイナンバーカードを活用した社会実装型プロジェクトの推進」を掲げた。自動車登録の手続きをデジタル化して手続きの正確性や迅速性を高めるほか、運転手の疾患リスクを早期発見し、行動変容を促して安全運転の支援につながる仕組みなどを開発する。
自動車会議所は6月に設立80周年を迎える。豊田会長は総会後、取材に応じ、「世界に通用するメーカー、ブランドがたくさんあることは日本の誇りだと思う。これまでつくり上げてきた自動車産業をこの先、『会議所が普通のインダストリーにしたね』と言われないよう努力したい」と述べた。
各自動車団体の要望を取りまとめ改革の旗振り役を務める自動車関係諸税については、「環境性能割が廃止となり『大きな山が動き出した』ことは間違いない。この流れを継続していきたい」と言い、政府に対しより簡素な税制体系を求める方針だ。
日刊自動車新聞5月26日掲載












