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2026年4月15日

国交省、自動運転の「レベル2++」認定制度を創設へ 次世代プロパイロットなど想定 購入検討時の安心感に

国土交通省は、ドライバーの関与をほぼ必要としない高度な運転支援「レベル2++(プラスプラス)」の認定制度を創設する。国が技術の優良性を担保することで、車両購入を検討するユーザーに安心感を与えることが目的。今後、技術要件の詳細などを詰め、2026年中の制度創設を目指す。

レベル2++の普及を目的に認定制度を設ける

レベル2++は、「レベル2」(高度な運転支援)の機能を高め、ドライバーの関与がほぼ無い状態でも高度な運転支援を実現できる技術を指す。レベル2技術に相当する自動での車線変更に加え、複雑な交通環境下での高精度走行などに対応できることなどが要件だ。

国内メーカーでは日産自動車が英国の人工知能(AI)スタートアップ、ウェイブのソフトウエアを組み込んだ運転支援技術「プロパイロット」の次世代版を27年度に導入予定で、国交省は同技術がレベル2++に相当すると定義する。

レベル2++の認定制度を創設することで、国が該当車両の安全性や技術力を担保し、ユーザーの購入を後押しすることが狙いだ。また、公共ライドシェアの車両としても活用を見込む。

技術要件に関しては、日産の該当技術などを基準に、詳細を今後、議論していく。早期に具体案を示し、26年内にも制度の創設を見込む。

 

対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 4月15日掲載