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2026年4月7日

日本主導の自動運転国際規格 ISO「23792-1」「23792-2」が発行 「レベル3」を想定

経済産業省は、高速道路などの自動車専用道路での自動運転システムについて、日本主導で2件の国際規格を開発し、発行されたと発表した。一定の条件下で、ドライバーがハンドルから手を離したり(ハンズオフ)、道路から視線を外す(アイズオフ)ことが可能な「レベル3(条件付き自動運転)」を想定する。

自動運転システムは、仕様や使用方法が自動車メーカーごとに異なり、基本的な機能要件を検証するための試験法が統一されていないことなどが導入への課題となっている。そこで、日本が主導する形で「自動運転システムと人間のドライバー間の運転交代を前提とした自動車専用道路での自動運転システム」に関する国際規格を開発した。

発行した国際規格「ISO23792-1」では、共通のシステム特性の表現方法や要件などを定めるとともに、単一車線内の自動走行の要件とこれを検証するための試験法などを定めた。「ISO23792-2」では、ドライバーまたは自動運転システムによる車線変更の提案に対し、車線変更を自動で行うための要件とその検証に関わる試験法を定めた。

経産省の担当者は「状況に応じて自動運転とドライバーの運転をシームレスに切り替えられるなど、日本メーカーが取り組んできたユーザビリティーの高さや技術思想が反映されている」と評価した。

ハンズオフやアイズオフが可能な「レベル3」を想定する(イメージ)

対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 4月7日掲載