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2026年3月30日

交通安全

政府、電動ボード取り締まり強化 2026~30年度の交通安全基本計画に初明記

 政府は3月27日、中央交通安全対策会議(会長・高市早苗首相)を持ち回りで開き、2026~30年度の第12次交通安全基本計画を決定した。電動キックボードの安全対策を初めて盛り込み、取り締まり強化を打ち出した。年間の交通事故死者数(発生後24時間以内)については1900人以下とする目標を掲げた。

 
 電動キックボードで走行する警察官(時事)

 電動キックボードやペダル付き電動バイクなどは近年、事故や違反が目立っている。計画ではこれを踏まえ、交通規則の周知や安全教育を推進し、悪質な運転に対する指導・取り締まりを強める方針を示した。

 ペダル付き電動バイクに関しては、電動アシスト自転車と偽って販売する違法業者の摘発も進めるとした。

 交通事故死者数は1970年の1万6765人がピーク。25年は2547人で、11次計画(21~25年度)に掲げた「年間2000人以下」は達成できなかったが、戦後の統計開始以降の最少を記録した。

 12次計画では引き続き「世界一安全な道路交通」をうたい、11次計画より100人少ない死者数を目標に据えた。重傷者数も11次計画より2000人少ない「年間2万人以下」を目指すとした。

 在留者や旅行者ら外国人運転者の増加を受け、日本語学校などでの交通安全教育や多言語によるルールの周知に取り組むことも明記した。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月30日掲載