2026年3月4日
2025年のAA総出品台数、2年ぶりに増加 新車代替進み中古車流通が拡大 日刊自動車新聞調査
日刊自動車新聞が全国の中古車オートオークション(AA)会場を対象に実施した調査で、2025年の総出品台数が前年比7.0%増の801万3936台だったことが分かった。前年超えは2年ぶり。同年の新車販売が回復したことで、下取りや買い取りの発生が増加。AAに回る中古車の台数も伸び、直近5年で最多となった。
日刊自動車新聞は、全国のAA会場(入札会を除く)を対象に暦年の出品や成約の状況を毎年調べている。25年は119会場(前年は120会場)の実績をまとめた。総成約台数は同4.2%増の549万8787台。成約率は同1.8ポイント減の68.6%だった。
会場別の出品台数のトップは、ユー・エス・エス(USS)の東京会場(千葉県野田市)で同12.3%増の86万9357台。以下、USS名古屋会場(愛知県東海市)で同10.1%増の52万5707台、同社が運営しているHAA神戸(神戸市中央区)の同16.9%増の34万8941台の順だった。USSの総台数は同11.3%増の346万4039台。業界全体に占めるシェアを同1.7ポイント増の43.2%とし、首位の座を強固にした。
25年は、新車販売台数(登録車と軽自動車の合計)が同3.3%増の456万5777台となり、2年ぶりに前年を上回った。新車の代替が進んだことで、新たに中古車市場に流入した車両が拡大した。また、中古車は小売りに加え、輸出も好調なことから、各会場で成約価格も上昇傾向にあり、AAに出品する中古車販売店が増えたとみられる。
一方、26年もこの勢いが続くかは不透明だ。昨秋以降、新車販売が落ち込んでおり、中古車の流通にも波及する可能性があるためだ。車両不足が深刻になる懸念もあり、関係者は動向を注視している。
| 対象者 | 一般,自動車業界 |
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日刊自動車新聞 3月4日掲載













