愛知トヨタ（山口真史社長）はこのほど、愛知県が設置した「あいち森と緑づくり基金」に99万8500円を寄付した。

社会貢献活動「愛知トヨタ　グリーンプロジェクト」の一環として２０１１年度から行っている活動「エコカーであいちの自然を元気に！」で得た成果。燃料電池車（ＦＣＶ）「ミライ」とハイブリッド車（ＨＶ）の新車・中古車１台につき１００円を同基金に寄付することとしている。今回の寄付金は１７年４～９月に販売した９９８５台の分で、活動開始からの累計寄付金額は１１５３万７７００円になった。
 寄付金の贈呈式は愛知県公館で開かれ、山口社長が大村秀章愛知県知事に寄付金の目録を手渡し、大村知事は山口社長に感謝状を贈った。山口社長は同活動について「社員が一丸となってＨＶを売ろうと頑張り、販売台数の半数以上をＨＶが占めるまでになった」と説明。これを受けて大村知事は、自動車と環境の両立が同県の課題とした上で「緑あふれる愛知をつくっていかなければならない。今年も元気なところを見せてほしい」と同社の活動にエールを送った。

日刊自動車新聞3月2日掲載