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2018年3月2日

道路貨物運送 労働者7年前より40万人増、パートタイムが激減 毎月勤労統計2017年確定値 厚生労働省

厚生労働省が発表した毎月勤労統計の2017年確定値によると、道路貨物運送業(規模5人以上の事業場が対象)の昨年末の常用労働者数は、前年末より2万2172人増え176万506人となったが、パートタイム労働者は逆に2万5635人減って27万5841人となった。パートタイムは3年連続減少となる。

常用労働者は、少なくとも2010年以降毎年増え続けており、7年前より約40万人(29%)も増加している。それでも深刻な人手不足の状況にあるといわれる。一方、パートタイム労働者は2014年の35万9170人をぴーくに減少。3年前よりも23.2%減少している。

この結果、パートタイム比率は前年より1.6ポイント下がって15.7%、3年前の21.6%より5.9ポイントも低くなった。2017年(年間)の一般労働者(パートタイムを除く)の総労働時間は2436時間。前年より20時間増えた。しかし、これは1昨年が前年より27時間少なかったためで、ここ7~8年の推移からは大きな変化は見られない。

一般労働者の現金給与総額は年間411万8448円(前年比0.2%減)で2年連続減少だが、ここ数年間は410万円台で推移している。

運輸新聞3月2日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

厚生労働省

対象者 自動車業界