
AI・半導体ワーキンググループであいさつする
小野田紀美経済安全保障相(中央)
政府は、人工知能(AI)と半導体分野の投資を拡大するため、官民投資のロードマップ(工程表)を策定する。AIとロボットを組み合わせた「フィジカルAI」や、工場や物流などの領域ごとの課題を解決する「バーティカルAI」を軸に、日本が競争力を発揮できる“勝ち筋”を見出す。今春をめどに有識者会合で案をとりまとめ、夏に策定予定の成長戦略につなげる。
「AI・半導体」は、日本成長戦略会議が重点投資対象とする17分野の1つ。この分野の投資促進策を話し合う「AI・半導体ワーキンググループ」の初回会合が2月12日に行われた。
会合の冒頭、小野田紀美経済安全保障相は「世界各国が官民挙げて取り組みを強化している分野であり、日本としてもこの潮流に出遅れることはできない」と語った。
政府は、2025年末に「AI基本計画」を策定。「信頼できるAIを追求し、世界で最もAIを開発・活用しやすい国を実現する」などの方向性を示した。ロードマップでは、基本計画も踏まえ、日本が製造業をはじめとする産業で培った現場データなどの強みを生かした戦略を検討する。あわせて、AI技術の実装に欠かせない半導体政策も一体的に強化する考えだ。











