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2026年2月12日

AA主要4事業者の2026年1月実績、平均成約単価が高騰 USSとTAAが過去最高

中古車オークション(AA)の主要4事業者で、平均成約単価が高騰している。2026年1月は、ユー・エス・エス(USS)が前年同月比7.7%増の134万6000円、トヨタユーゼック(北口武志社長、千葉市美浜区)が運営するトヨタ・オート・オークション(TAA)が同15.5%増の90万9000円となり、ともに過去最高を更新した。残りの2事業者も前年実績を上回った。中古車小売りの最盛期である年度末商戦に向け、AA参加者の仕入れ意欲は高まっており、2月も高値を維持しそうだ。

USS、日本中古自動車販売商工組合連合会(JU中商連、塚田長志理事長)、TAA、シーエーエー(CAA、斉藤啓太社長、愛知県豊田市)の発表を日刊自動車新聞がまとめた。USSは3カ月ぶり、TAAは2カ月ぶりの過去最高となった。JU中商連は同16.8%増の49万8000円となり、直近5年間で最も高かった。CAAも同0.9%増の81万9000円と、4カ月連続で前年を上回った。

円安などを背景に、輸出事業者の応札が増加しているほか、小売り事業者やリサイクル事業者もAAでの仕入れを強化しており、相場を押し上げたとみられる。実際、4事業者の成約率はいずれも前年を上回り、需要の高さを裏付ける。

成約価格の高騰は、当面続く可能性がある。中古車の品不足が慢性化しており、需要に対して供給が追い付かない状況が続いているためだ。また、例年、各AAでは1月よりも2月の相場が上昇しやすい傾向にあり、2月も過去最高を更新する事業者が出てきそうだ。


各会場で仕入れ競争が過熱している

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞2月12日掲載