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自動車産業インフォメーション

2026年1月23日

日整連、振興会の講習や研修をオンライン化 新たな学習管理システムを導入

日本自動車整備振興会連合会(日整連、喜谷辰夫会長)は、各地の自動車整備振興会が対面で行っている講習会や研修会のオンライン化に乗り出す。修了証書の発行や決済などの関連業務も行える新たな学習管理システムを導入。受講者の利便性を高めるとともに、各振興会の業務効率の向上も狙う。2027年3月までプレ運用を行う計画で、新たな仕組みを浸透させて利用拡大につなげる。

日整連は新システム「manaable(マナブル)」を取り入れた。講習会などの案内から受け付け、受講料の決済、講習、修了証書の発行までをオンライン上で行える。事務局では書類の準備や現金の取り扱いなどの付帯業務を軽減できるメリットがある。

具体的な運用は各振興会の判断になるが、現在、各振興会が行っている全ての講習会や研修会に対応できる。開催形態も、実会場で行うものやライブ配信、それらを組み合わせたハイブリッド方式に加え、受講者の都合に合わせて学べるオンデマンド方式も採れる。受講者も会場まで足を運ばなくて済むようになることから、より多くの参加を呼び掛けられるとみている。

日整連では、振興会が運営している整備士を育成する「二種養成施設」での活用も念頭に置いている。現在、講師の不足が課題となっているが、オンラインでこうしたデメリットをカバーしていく考え。

25年7月に国土交通省が発出した通達で、講習会、研修会をオンラインで行うことが解禁された。これを受けて日整連ではマナブルの構築を進めてきた。プレ運用期間中は各振興会や受講者から使用感などを聞き取り、利用しづらい点があればシステムの改修を行う。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月23日掲載