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2026年1月19日

自動車リサイクル2団体、統合へ向け協議開始 解体から部品製造まで一体化

 日本自動車リサイクル部品協議会(JAPRA、川島準一郎会長)と、日本自動車リサイクル機構(JAERA、石井浩道代表理事)は1月16日、統合へ向けた協議を始めたことを明らかにした。同日開いたJAPRAの会見で、川島会長が明らかにした。

 

 

 JAPRAには主にリサイクル部品を手掛ける事業者が、JAERAには主に解体事業者が加入している。リサイクル業界では、車両の解体から部品取り、中古部品の製造まで一貫して行っている事業者が多い。両団体が統合することで、リサイクル業全体の意見の集約や課題に対応しやすくなる。両者は8年前にも統合へ向けて協議したが、実現には至らなかった。

 川島会長は「解体・部品製造と分けるのではなく、リサイクル業全体として取り組む事案がある」との課題認識を示し、「時代の変化と共に、一枚岩になる時が来た」と話した。川島氏によると、JAERAから打診があったという。

 同日行われたJAPRAの設立30周年記念式典には、JAERAの石井代表理事も出席した。石井氏は「これから本格化する自動車の動静脈連携の中で、われわれの立ち位置は非常に重要になっている」と事業環境を説明した上で、「一枚岩となって新しい時代をつくっていくという気概を持って取り組む」と決意を示した。JAERAでは6月に開催予定の定時総会での統合決定の発表を目指す考えだ。

 

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月19日掲載