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2026年1月15日

国交省、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の性能要件を厳格化 貨物車やクリープ走行時も 2030年9月から順次適用

国土交通省は、道路運送車両の保安基準等を改正し、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の性能要件を厳格化した。装着を義務付ける車両に貨物車を加えたほか、クリープ走行時の急加速抑制も要件に追加する。性能要件を厳しくすることで、踏み間違いによる事故の防止につなげる。

国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において、国連基準の改正が合意されたことを受け、ペダル踏み間違い時加速抑制装置に関する保安基準を改正した。

従来の乗用車に加え、車両総重量3.5トン以下の貨物車も対象に加える。また、検知対象には新たに歩行者も追加する。車両停止時に車両、壁、歩行者の1メートルおよび1.5メートル手前でアクセルをフルストロークまで踏み込んだ際、障害物に衝突しない性能などを求める。

また、ブレーキから足を話した際にゆっくりと車両が前進するクリープ走行状態時も新たに要件に追加した。クリープ走行時に、障害物に衝突しないこと、衝突時点またはそれより前に、加速を抑制することを義務化する。

新型車は2030年9月から、継続生産車は32年9月からそれぞれ新要件を適用する方針だ。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月15日掲載