2026年1月9日
2025年の日本メーカーの海外生産車、30年ぶり過去最高 19%増の11万台で2年連続プラス
日本自動車輸入組合(JAIA、ゲルティンガー剛理事長)が1月8日発表した統計資料によると、日本メーカーの海外生産車は2025年、前年比19.2%増の11万1513台となり、30年ぶりに過去最高を更新した。前年超えは2年連続。「ジムニーノマド」などインド生産車の輸入を増やしているスズキが、7倍超の4万3266台とけん引した。日米の貿易摩擦を受け、競合他社でも米国生産車の輸入検討も進んでいる。26年の輸入車市場でも、日本勢の存在感が高まる可能性がありそうだ。
25年の輸入車全体の販売台数は同10.6%増の35万4642台で、3年連続のプラスとなった。このうち、外国メーカー車の新規登録台数は同7.0%増の24万3129台で、伸び幅は日本メーカー車に軍配が上がった。
ただ、外国メーカー車も2年ぶりのプラスとなるなど、復調している。ブランド別ではポルシェ、BYD、フェラーリ、ランボルギーニ、スカニア、ボルボトラック、BMWアルピナの7ブランドが1966年以降で過去最高を更新した。また、メルセデス・ベンツ(同4.4%減の5万857台)は、11年連続でトップとなった。
価格帯別では「1000万円以上」が同2.5%増の4万602台と10年連続で増加。最もシェアが大きい「400万円以上1000万円未満」は同9.1%増の15万1273台と、2年ぶりにプラス。「400万円未満」は7.4%増の4万2789台と12年ぶりの増加と、すべての価格帯で前年実績を上回った。
電気自動車(EV)は同26.1%増の3万513台となり、7年連続で増加。3万台を上回るのは初めて。外国メーカー車に占めるEVシェアは同1.9ポイント増の12.6%だった。
12月の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比0.3%増の2万3551台となり、12カ月連続で増加した。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは11.1%だった。一方、EVは同14.1%減の2549台で、14カ月ぶりに減少した。外国メーカー車に占めるEVの割合は、同1.8ポイント減の10.8%だった。
ブランド別では、BYD、ロールス・ロイス、スカニア、BMWアルピナが、1988年以降で12月の最高記録を更新した。
価格帯別では「400万~1000万円未満」が同2.9%増の1万5340台で、4カ月連続で増加。「400万円未満」が同18.2%増の4296台となり7カ月連続で増えたものの、「1000万円以上」が同23.3%減の3399台となり、2カ月連続で減少した。
日本メーカー車を含む輸入車全体は、同6.1%増の3万2732台で、4カ月連続で増加。日本メーカー車も同24.4%増の9181 台で、4カ月連続のプラスだった。
| 対象者 | 自動車業界 |
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日刊自動車新聞1月9日掲載















