2025年11月21日
いすゞ、小型EVトラックと交換ステーションを公開 左右から同時に電池交換
いすゞ自動車は20日、電池交換式の電気自動車(EV)小型トラックと、横浜市港北区の電池交換ステーションを報道陣に公開した。車両の左右から2個の電池を自動で交換するのが特徴。電池交換の時間は約7分間と、ディーゼルトラックと同等の運用を可能とする。横浜市内のコンビニエンスストア向けに商品を発送する実証実験を11月から開始し、業務効率や運行の継続性などを検証して実用化を目指す。
実証はファミリーマートと伊藤忠商事、横浜市、いすゞの4者で行う。同日、電池交換ステーションで開かれた出発式でいすゞの南真介社長は「コンビニエンスストアの配送車は24時間使うので、EVの(充電)課題は大きい。バッテリーを即時に載せ換えることでこの課題を解決したい」と述べた。
小型EVトラック「エルフEV」をベースに、電池交換式に改造した実証車両を3台導入し、横浜市内のファミリーマート約80店舗でルート配送を行う。電池交換ステーションは車両と通信し、入庫すると自動で電池を交換する仕組みとなっている。今回の実証車両は交換用電池を4個搭載し、航続可能距離は約100キロメートル。航続距離が短くても良い場合は2個の電池でも運用可能だ。
電池交換ステーションには交換用電池を片側7個、計14個設置する。電池容量は1個当たり20キロワット時。ステーションは普通充電として、設置コストを抑えた。南社長は「ここにある電池を非常時における蓄電施設として使いたい」との構想も示した。
| 対象者 | 自動車業界 |
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日刊自動車新聞11月21日掲載












