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2025年11月5日

JAF、子ども向け安全ベスト製作へ クラウドファンディングを開始

 日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)は、クラウドファンディングを通じて児童向け高視認性安全服「JAFこども安全ベスト」の製作プロジェクトを開始した。期間は11月30日まで。視認性の高いJAF隊員制服から着想を得たもので、通学路などを歩く子どもの交通事故を防ぐのが狙い。

 JAFこども安全ベストは、日本交通安全教育普及協会(JATRAS)が定める認証規格に準拠し、小学生が歩行通学や外出時に着用することを想定して設計している。

 JAF公式サイトに、クラウドファンディング特設ページを設けた。目標額は80万円。資金はリターン品の製作費や発送費などに充てる。未達の場合は、支援金を返金する。

 JAFによると、過去5年間に全国で発生した歩行中の交通事故の死傷者数は、「魔の7歳」とも呼ばれる小学1年、2年生が3436人と最も多いとしている。

 

カテゴリー 交通安全
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界

日刊自動車新聞 11月5日掲載