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2018年2月20日

日本自動車販売協会連合会、OSS新規 今年100万台へ

日本自動車販売協会連合会(自販連、久恒兼孝会長)は今年、自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)の新車新規申請台数で100万台を目指す。

2017年は14都府県で約90万台を実施した。今年は5月までに稼働地域が32都道府県に拡大する。会員ディーラー向けの研修会に加え、テレビ電話を活用した支部向けの勉強会を本格的に開始し、今年新たに実施する県で導入がスムーズに進むようサポートする。

昨年の稼働地域の新車新規のOSS利用率は69%、完了台数は約90万台だった。導入1年未満の県は利用率が低い傾向にあり、OSS対象外の車両も母数に含むため「7割近い利用率はまずまずの数字だった」(自販連)と評価する。今年、新車新規のOSSがスタートする地域には、登録件数が多い福岡や千葉なども含まれるため、1年で10万台の上乗せを目標に掲げる。
これに向け、今後OSSを導入する支部が速やかに稼働に対応できる体制を整える。未稼働地域の支部スタッフに、会員向けに実施しているOSS研修会の動画を配信するほか、本部支部間でテレビ電話を使った勉強会を実施。支部スタッフのスキルや知識量を高め、OSSのメリットを会員に分かりやすく伝えられるようにする。また、今後は、テレビ電話で本部のスタッフがブロック会議に参加したり、支部同士のコミュニケーションの機会も設けていく。横の連携を強め、組織全体でOSSの普及を図る。

日刊自動車新聞2月19日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

日本自動車販売協会連合会(自販連)

対象者 自動車業界