2025年7月18日
11月のラリージャパン2025、テーマは「体感するラリー」 SSなど25%が新コースに
11月6~9日に愛知県と岐阜県を舞台に開かれる、FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」の概要発表会が17日、東京都内で開かれた。今年はラリーの迫力や楽しさに焦点を当て、ファンや地域と一体になる「体感するラリー」をテーマにモータースポーツ文化の醸成を目指す。
ラリージャパンの太田稔彦実行委員長(豊田市長、左から3人目)
ラリージャパンは2022年から愛知県と岐阜県を舞台に開催しており、豊田市は開催契約を28年まで延長している。今年は豊田市街地を走行するスペシャルステージなど、全体の約25%が新コースだという。
今季のWRCは、最高峰クラスでハイブリッド機構の搭載が見送られるなど技術規定が改定された。年間14戦で争われ、第7戦の終了時点でトヨタ自動車と韓国・ヒョンデが年間王者を争っている。
大会実行委員会は、ラリーの魅力を知ってもらおうと、中池袋公園(東京都豊島区)で関連イベント「体感フェスin池袋」を20日まで開く。ラリーカーの展示やシミュレーター体験、トークイベント、「ラリー・エストニア」の中継放送などを予定する。
対象者 | 一般,自動車業界 |
---|
日刊自動車新聞7月18日掲載