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2018年2月13日

秋田車協、先進安全自動車対応優良事業者 認定数全国トップの11社

自動運転や自動ブレーキなど最新技術に対応するための車体整備業界の自主認定制度「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」で、秋田県の認定事業者数が12日までに11社に達した。

愛知県を抜き全国トップの認定数で、東北の業界でも唯一の取り組み。安全運転の支援技術は急速に進展、軽自動車にも普及しているだけに、車体整備の現場では認定制度への関心が高まりそうだ。

秋田県自動車車体整備協同組合(山王丸洋一理事長)によると、同組合での先進安全自動車対応の認定事業者が12日までに11社に達した。
 秋田車協では、県車体業界の体質強化や社会的信用を高めるため、車体整備士の教育事業や各種認定制度を積極的に展開してきた。先進安全自動車対応の認定制度については、高齢ドライバーの増加や自動ブレーキを始めとするASV関連技術がここ数年で急速に普及、普及価格帯の軽自動車にも搭載されていることを踏まえて、いち早く導入を決めた。昨年10月には認定の要件となる「高度化車体整備技能講習会」を初めて開催、30人以上が参加し、安全運転支援装置エーミングの実践講習などを行った。
 今後、組合加盟事業者に対して、同制度の理解促進と積極的な参画を働きかけるなどして、認定事業者を増やしていく。同時に自動車ユーザーはもちろん、ディーラー、損害保険会社などの取引先に、制度の目的や認定事業者の技術対応力などを周知し、差別化を図っていく。

日刊自動車新聞2月13日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

秋田県自動車車体整備協同組合

対象者 自動車業界