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2025年3月14日

いすゞやユーグレナなど、HVO混合燃料開発が東京都の支援事業に採択

いすゞ自動車やユーグレナなど9社は、水素化植物油(HVO)混合燃料の開発と実用化に向けた取り組みが、東京都による技術開発支援事業に採択されたと発表した。2028年2月までの3年間、HVOをベースとした新たなバイオマス(生物由来)燃料の開発と製造、貯蔵、実証利用などを進め、サプライチェーン(供給網)の構築を目指す。

 事業主体のユーグレナが燃料を開発し、いすゞなどが実証に取り組む。すでに昨年10月から、いすゞの藤沢工場(神奈川県藤沢市)と湘南台駅間を結ぶシャトルバスにHVO混合燃料を使用している。

 東急バスも将来、自社が運行するバスにHVO混合燃料を使用するか検討していく。給油所事業を手掛けるカメイなども参画し、サプライチェーンの整備に取り組む。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞14日掲載